スターバックスに学ぶブランディング -- ブランドのイメージはどのように形成されたのか?
小さな会社の社長さんが
ブランディングを考える時に
参考になったらいいなぁ・・・
という思いで「スターバックス」に学ぶシリーズはじめます!
みんなよく知っている(行かない人もいるかもしれないけど、知ってはいる)
スターバックスを事例に
ブランディングって、なんなの?! ってところを
お伝えしていきます!
まずは、スターバックスというブランドが持っている
イメージから探ってみましょう!
目次
スターバックスって、どんなイメージがありますか?
思い浮かぶイメージを書いてみよう!
ある企業さんでワークショップを開催したときに出てきた答えは
こんな感じでした!
- 混んでる
- フレンドリー 話しかけられる
- シーズンの商品がある
- 高い
- 昔は近所になかったのに今はたくさん出店している
- 気軽に入れる
- 路面店のドライブスルーが便利
- ロゴをみただけでわかる
- ロゴが商品になっている
- 緑
- 茶色、暗い
- アメリカのスタイル(ブルックリン)
- ソファもあるし
- ハイチェアもある
- ローチェアもある
- コンセントがある
- 第三の場所というコンセプト
いろんな人の頭の中に存在するイメージが共通している!
上にあげたイメージ、
だいたい同じようなイメージを
あなたも抱いたのではないでしょうか?
スターバックスはテレビCMをしていません。
ということは、基本的には
店舗での体験や、見聞きしたことを通して、
私たちは「スターバックス」についての
「共通」のイメージを持つに至っています。
私たちはどのようにして、そのイメージを持ったのか?
人は五感(視覚・聴覚(音と言語)・味覚・触覚・嗅覚)を通して
情報を受け取ります。
ですので、
五感を刺激された結果として、
ブランドのイメージを抱くことになったのです。
五感を分けて考えてみると・・・
視覚・・・緑・黒・茶色、ロゴ、アメリカンスタイル、什器・パッケージ・店構えetc..
聴覚(音)・・・言葉、音楽、豆をひく音
聴覚(言語)・・・第三の場所
味覚・・・味
触覚・・・ソファ、テーブル、コンセントを刺す感覚
嗅覚・・・香り
五感全体・・・接客
スターバックスが意図したイメージが
私たちの脳に自然と形成されている
私たちは、無理やり、こういうイメージを強制されたわけではありません。
いつのまにか、自然とこれらのイメージを抱くに至ったわけです。
そして、一般的には、この
意図した「イメージ」を形成していくプロセスは
「ブランディング」と呼ばれ、意図して行われます。
じゃぁ、どうやって、スタバはそれを達成したの?
このことについて、
次の記事で考えてみたいと思います!
成果を出すものは時間からスタートする!
「ドラッカー名著集1 経営者の条件」P. F. ドラッカー
成果を上げる前提は「時間をつくること」にあります。
ジャーナリング・日報で「時間」をつくるところから始めませんか?