「管理」ではなく「正しい判断」ができるようにサポートして、成長に繋げよう!

午前中、ある企業の経営者さんにお声がけいただき
感動経営のコンサルタント臥龍先生のセミナーに
社員の皆様に混じって参加させていただきました。

アイスブレイクに
最近のトピックスを、一人ずつ発言することになり
少々緊張しつつ・・・
私が最近気になっているトピック

子供とスマホ(タブレット)問題!

について
悩んでいることをお話ししました。

我が家には、小学生の子供がおり
タブレットの使用時間に制限をかけて
使用しています。

最近になって、
学校でプログラミングを学びはじめた子供が
「もっと使いたい!」
と言い始めたのです。

あまり自ら○○をしたい、という要望を
言うことがないので

自発的にやりたいことができてきたんだな!
と、嬉しく思う一方

遅くなりがちな
就寝時間がこれ以上遅くなるのは困る・・・

とはいえ、高学年になってきたし
物事の良し悪しを
自分で判断できる年齢になってきたこともあり

親が一方的に使用時間を決めて、従わせるのは
ちょっと違う・・・
だけど、どうすればよいか、わからない、
そんな状態だったのです。

臥龍先生にそのことをお伝えすると・・・

「事実を理解させ、トータルメリットで
自分にとっての正解を本人に意思決定させる」

というアドバイスをいただきました。

まだ、小学生だから親が管理しなくては、
と思いこんでいたことに気づきました!

親がすべきことは、本来、管理ではなく
子供が正しい判断をできるようになるサポートのはず。

であるならば、
子供がどうすれば正しい判断をできるようになるか
ということをサポートする必要があるわけで・・・

自分にとって、何が良いことなのか、比較検討する機会を
子供と作ることが大事だな、と感じました。

週末に、子供とタブレットの長時間使用に関する
書籍など判断材料を探してみようと思っています。

人を育てる時に重要なポイント!

ところで、今回の臥龍先生のアドバイスは
仕事に置き換えても、大いに役立つことに気づきました。

上司は、部下に判断の基準を示しているか?

部下が上司に○○をしたい、と申し出た時
上司はどのような対応をするでしょうか?

意見が同じなら問題ありませんが
部下と意見が異なる時が問題です。

部下に伝わるように、
その判断の根拠を伝えているでしょうか?
その時に、根拠となるのが
理念、ミッション、ビジョン、価値観など
アイデンティティと言われるものです。

これらがなぜ大切なのかといえば、
部下が判断する際の、根拠となるからです。

理念やミッション、ビジョン、価値観は
すべての土台となります

伝えるつもりが、伝わっていなかったり
理由が不明で、否定されたり
一貫性に欠けると
部下はそれ以降、社員は意見を述べなくなります。

「はいはい」と、表向きはいうことを聞きますが
心の中では、「どうせ、言っても無駄だ」と感じるようになってしまうのです。

部下は、上司に「なぜ、その提案を採用するべきか?」
根拠やメリットを示しすことができているか?

一方、部下の方も、上司に提案を伝える時には、
なぜ、それが必要かをわかりやすく伝える必要があります。

たいてい、上司は多忙ですから
短時間でわかりやすく伝える必要があるわけです。

はたらく、ということは「端を楽」にすることです。
じぶんの周りの人を「楽」にしてあげること
それが、はたらくことですから

上司への提案は自分も納得できて
上司をラクにしてあげられるものである必要があります。

そんな時に役に立つのが、A41枚の企画書として
提示する方法です。

・提案のテーマ
・なぜそれが必要なのか(自分の考え)
・根拠(事実ベース)
・採用した時の上司のメリット
・結論

をA4一枚にまとめて書くことができると
上司は提案の全体像を把握しやすいです。

ただ、この力をつけるには
すこし、時間がかかります。
繰り返し行うことで、身につきますので
ぜひ、お試しください!

人材育成で重要なことは「自分で決める」サポートをすることだ!

今回、臥龍先生の一言で改めて感じたのは
人を育てる時に重要なのは
「正しいこととは何か」自分で考えて、決断させる
そのサポートをすることだと、改めて感じました。

「知っている」と「できる」は違います。
私自身も「できない」ことを「できる」に変えることを
楽しみながら、進んでいきたいと思います!

貴重な機会をいただき、ありがとうございました!


成果を出すものは時間からスタートする!

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「私の観察では、成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。時間が何にとられているかを明らかにすることからスタートする」
「ドラッカー名著集1 経営者の条件」P. F. ドラッカー

成果を上げる前提は「時間をつくること」にあります。
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